リモートワークをはじめたら、悩みがたくさん出てきました。
リモートワークを快適にするために工夫した結果、実際に使ってみて良かった!と思える便利グッズをご紹介していきます。
在宅仕事でストレスがたまる原因は…?
「リモートワーク」と言われて、一番に思いつくのは、Zoom会議に必要なパソコンやWi-Fiなど環境的な問題ですが、実際に自宅で仕事をしてみて本当に困ったのは、肉体的・精神的な問題でした。
本当なら自宅は、仕事から帰ってホッとできる場所ですよね。 リラックスできる環境で、いきなり仕事モードをオンにするのは、意外と大変なことなのです。
今までは、家族との会話は楽しいコミュニケーションだったのに、そこに仕事を持ち込むことで「家族に話しかけられて集中できない!」と逆にストレスになってしまったり、
上司に相談しづらくてミスが増えてしまったり、同僚との雑談などコミュニケーションも激減したことによる孤独感もあります。
通勤で動く時間がかなり減るので、肩こりや腰痛も悪化するし、運動不足で寝つきが悪くなり、仕事しなきゃならない昼間に眠くなってしまうことも・・・
小さい子供がいたり、家が狭いなど「どうすることもできない」と思っても、仕事は待ってくれません(泣)
いつまでリモートワークが続くかわからないけれど、とにかく「今」を乗り切るしかない!というわけで、快適に自宅で仕事できるよう試行錯誤しながら、ストレスのタイプごとに解決策を考えていきました。
リモートワークしやすい「自宅環境」を整える
まずは、これがなくては仕事にならない「環境」を整備しました。
パソコンは持っていたので、まずは「仕事ができる場所」を作ることからスタートです。
Wifi環境
リモートワークをするには、インターネットが使えるWiFi環境が必要です。
Zoomでのオンライン会議や、ファイルのやり取りなど、リモートワークで仕事をするとギガの消費がものすごいです・・・スマホのテザリングでは全然間に合いません。
料金や通信量も大事ですが、Wi-Fi選びで気を付けたいポイントは「速度」と「セキュリティ」です。
速度が遅いとzoom会議が途切れたり、ファイルの送受信にも時間がかかってしまうので、速度がしっかり出るWi-Fiがおすすめ。
セキュリティが弱いと情報が流出してしまう恐れがあります。特にカフェやコンビニなど、だれでも使うことができる無料の公衆WiFiは、仕事で使うには危険すぎます。
リモートワークでは業務の資料など大切な情報をやり取りすることになるので、WPA2(AES方式)暗号化などセキュリティがしっかりしているWi-Fiを使いましょう。
人気があるのは、Broad WiMAX(ブロードワイマックス)、BIGLOBE WiMAXなど。 短期間の利用ならレンタルもおすすめです。
疲れない「デスク」
はじめは家にあったテーブルとソファで、と気楽に考えてましたが、首が痛くなったり、肩こりや腰痛も悪化し、仕事にならなくなりました。
ちゃんとした姿勢だと、疲れにくいので集中しやすく、仕事もはかどります。
ニトリで見かけた、コンパクトで場所を取らない折り畳みのデスクセットや、おしゃれなL字型デスクも良かったのですが、高さ調節のできる昇降タイプにしました。
椅子と机の高さを調整できるだけでなく、立って仕事ができるスタンディングデスクとしても使えるので、座りっぱなしにならず快適にリモートワークできます。
疲れない「椅子」
リモートワークするなら、長時間座っていても疲れない椅子は欠かせません。
ソファやダイニングテーブルでの作業は腰痛の原因になることも。
ニトリや ikeaで「とりあえず安い椅子」を買って後悔するよりは、初めからしっかり身体にあった椅子を選ぶ方が、結果的にコスパがいいと思いました。
楽天市場の家具ランキング上位のキャスターなしのチェアは、コンパクトで場所も取らず、おしゃれなのでインテリアにもなり、おすすめです。
キャスター付きのデスクチェアを購入する場合は、チェアマットも忘れずに!思ったより床が傷みます(反省)
ヘッドセット
テレワークに欠かせないヘッドセット。
安いマイク付きイヤホンは、雑音がひどいこともあるので、Zoom会議が多い方は、ヘッドフォン・マイク両方に「ノイズキャンセリング機能」がついているタイプがおすすめです。
騒音をカットできるため、周囲の雑音を気にせず仕事に集中できます。
マイクが目立ちにくい片耳タイプのヘッドセットも人気ですね。
個人的には、ワイヤレスで、自分のマイクを手元でミュートにできる機能が付いたものがおすすめです(家だと、急に邪魔が入ることも多いので…)
映える壁&ライト
Zoom会議をするとき、悩むのが「背景」です。
生活感あふれる部屋は映したくないけど、会議のたびに白い壁やカーテンの前に移動するのも・・・
手っ取り早く「バーチャル背景で!」という方は、おしゃれな写真を無料ダウンロードできるサービスがおすすめです。
せっかく背景がおしゃれになっても、顔が暗く映ってしまうと違和感が倍増してしまうので、会議中は前面からライトを当てるとベストです。
おすすめはダイソーの「ラウンドスタンドライト(330円)」です。 100均ですが、十分使えます!
「集中できない」も便利グッズで解決!
自宅だと気が散る!集中できない!モチベーションが続かない!そんな時にも一工夫でかなりストレスが減らせます。
パーテーションで仕切る
集中できる書斎が部屋がない場合、リモートワークOKなホテルを借りるという手もありますが、予算が難しいですよね。
そんな時は、部屋を改造しなくてもニトリやikeaの安いパーテーション(仕切り・ついたて)を置くだけでも個人スペース感が増します。
余計なものが目に入らなくなるので、かなり集中できるようになります。
生活空間と仕事空間を仕切ることができるので、オンオフ気持ちの切り替えもしやすくなります。
Zoom会議時に部屋を隠すための「背景」としても優秀です!
場所にゆとりがあって、もっと集中出来る個室を簡単に作りたい場合は、ぼっちテントや、ダンボール書斎もおすすめ。 工事も不要で、撤去も簡単です。
集中できる「音」を流す
最近はAmazonMusicの「カフェミュージックBGMチャンネル」が集中できてお気に入りなのですが、
音楽ではなく、あえて「雑音」を流すのも、かなり集中できます。
集中タイマーアプリにもBGMとしてカフェ・教室の音が取り入れられている程に、効果は実証済み!
「Coffitivity」というサイトでも無料で聞くことができますので、試してみてくださいね。
家で仕事するより、カフェや図書館のほうが捗るのは「音」の効果もあるのかもしれません。
時間とタスクを管理できるタイマーアプリ
一人で仕事していると、サボってしまいたくなったり、ついテレワーク中に寝てしまったり・・・モチベーションを保つのって意外と大変です。
逆に長時間、休憩を取り忘れて疲れてしまうこともありました。
そこで、適度に集中して、適度に休憩をするために、「Focus To-Do」というアプリを使っています。
25分仕事して5分休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」という集中方法がベースになっているのですが、やる気がなくても1分だけでもいいからタイマーのスタートボタンを押す!と決めておくと、意外に25分はあっという間に集中できてしまいます。
タスク管理としても優秀で、今日やるタスクを登録し、タスクごとにかかった時間を計ることができます。
今日一日どれだけ集中できたか自動で集計してくれたり、森が育つなどゲーム要素もあり、モチベーションアップにもつながります。
無料でも使うことができますが、有料版だと、パソコン、iPhoneやiPad、Androidでも同期できるので便利です。 ブラウザ「Chrome」の拡張機能として使うこともできます。
むくみを軽減する「足置き」
リモートワークでは、オフィスにいる時よりも動きが少なくなりがち。
ふっとレストを置いておき、気づいた時に足の位置を変えるだけでも、かなり足の浮腫が軽減できます。
無意識に足を組んだり、椅子の上で正座やあぐらをかいてしまう時は、椅子の高さが合っていない可能性も。 足置きで調整することで姿勢も良くなり、疲れにくい体勢で仕事できます。
精神的ストレスにおすすめな便利グッズ
リモートワークで一人で家にいると孤独感で精神的にもツラい・・・と思っていましたが、意外なことに、精神的なストレスの原因になっている1つが「運動不足」だと気づきました。
腰痛・肩こり対策
私が一番おすすめする肩こり解消グッズは「ストレッチポール」です。
マッサージ機のように場所もとりませんし、安いし電源も不要。
何より「寝っ転がってるだけでOK」な手軽さが、もう手放せません!
寝る前にストレッチポールの上でゴロゴロするだけでも、疲れが取れない、眠りが浅くなった気がする・・・というテレワーク疲れの解消につながっています。
室内で手軽に有酸素運動
通勤しないだけで、かなり運動量が減るんだな・・・ということを体系の変化で気づいた私。
自粛のためのリモートワークだから外に遊びに行くわけにもいきません。そこでおすすめなのが「ステッパー」。
テレビを見ながら20分踏んでるだけで、汗だくになるくらいの運動量になります。
運動不足は体調不良の原因になりますし、体を動かさないと血行不良になってしまい、うつ病など精神的にも不調になりがちです。
ステッパーを置く場所の確保が難しい場合は、YouTubeでストレッチ動画を探して一緒にやってみるのもおすすめです。 畳一枚分あればできる運動がたくさんあり、ストレス発散にもなりますよ。
スマートスピーカーを活用してみる
一人暮らしでテレワークだと孤独感が半端ないんですよね・・・寂しすぎると余計なことを考えてしまったり、やる気が出なかったり、精神的にもよくありません。
私はスマートスピーカー「amazon echo(アマゾンエコー)」を活用しています。
オンラインでラジオを聴くことができる「radiko(ラジコ)」を流しながら作業していますが、テレビやYouTubeのように「気が付いたら見てしまっていた」という失敗もなくておすすめです。
誰とも話さない時間が長すぎるのもツライ原因の一つですが、アマゾンエコーは「声」で操作できるので「5分たったら教えて」と、リマインダーやタイマーとしても使えますし「アレクサ疲れた・・・」というと「いつもお疲れ様です!」と励ましてくれます(笑)
AmazonEcho Show(エコーショー)という画面付きのタイプだと、スマートスピーカーでビデオ通話もできるので、友達や仲間と繋いでモチベーションを高めあうのもいいかもしれません。
まとめ
通勤の時間が短縮できる反面、何かと大変なことも多いリモートワーク。
問題に合わせた便利グッズを上手に活用することで、在宅仕事でもオンオフを切り替えやすくなります。
集中できる場所と環境を作って、体もメンテナンスしながら、オフィスにいる時と同じくらいしっかり仕事したいですね。